Satochang’s blog

この瞬間、わたしが感じたことを信じて、周りは置いといて、自分の道を歩んでゆく  ふたりの子ども 働く 生活

仕事がしたい。じゃなくて、誰かに認めてもらいたい。

「仕事と子育て」についてお題


いつも気軽にチャレンジしてみる「お題」だけど、この題はいろいろ考えすぎて、いろいろありすぎて書けるだろうかと踏み出せなかった



仕事と子育て








「仕事がしたい」




上の子を産んで数ヶ月でそう思うようになった



毎日初めての子育て、がむしゃらに子どもを何とか無事に、死なさないように、守ることが全てだった

すごい重圧だな、と思った。ひとりの命を私にゆだねられているんだから



だけど、それを知っているのは近くにいる夫、離れて暮らす家族だけだった。今思えば、そんな重圧を感じているなんて誰にも伝わっていなかった



ふと、一日を終える



「わたしは一日この子と何をしていたんだろう」




誰にもいない家に2人、外に出ても2人




毎日ひとりの命を守り続けているんだけど、なんかやるせない、だれにも認知されていないような、勝手に2人だけで生きてる様な、そんな感覚



仕事がしたい、ふと落ち着いたその時、そう思うようになった。今思えば、「仕事がしたい」じゃなくて「誰かに認めてもらいたい」って意味だったんだと思う


でも、子どももまだまだ小さいし、傍にいるのが親の役目。どこかの誰かの言葉を自分に押し付けるようにして、子ども傍にいた



子どもの傍にいられたのはかけがえない時間だった



けど、もっと気楽に、時には誰かに子どもをゆだねて、わたしはわたしを生きれば、もっといい時間だったんじゃないかな、今さらだけど思う







2人目を産んで、2人目が2歳前になった頃



「もう外にでよう!働こう!!」



と急にスイッチが入った
そこから、すぐに仕事も決まりすぐ働き始めた。子どもと離れてわたしがわたしである時間、急に解き放たれたようで、始めはただただ楽しかった



仕事で働きを認められること



帰りにコンビニに寄って、ひとりで飲むコーヒー



わたしが働いて稼いだお給料




そんなことが私には新鮮すぎて、楽しかった






でも、次第に仕事でも色んなことを求められる様になった、わたしもそれに答えたくなった


答えたい。だけど、時間には限りがある、お迎えの時間、買い物、ご飯の支度、家の片づけ、
離れて過ごす分、子どもはわたしの近くにいたがった


それにも答えたい。



仕事も認められるように頑張りたい


子ども達の欲求にも答えてあげたい


家族が過ごしやすい様に家も整えていたい




色んな欲求が押し寄せてきたけど、
「働きながら子育ても完璧にしている人もいる」

なんて理想を掲げて突き進んだ、突き進めば突き進めると思っていた





でも無理だった。
仕事も子育ても家事もなにもかも中途半端な自分がイヤになった
身体的にも精神的にもいっぱいだった




「もうむり、」




生まれてはじめて本気でそう思った。
わたしもう無理なんだ、




これ以上この状況に自分を置いておくのはやめよう





わたしが可哀想だ。





底まで行くとなんだか突き抜けた気がした、そして自分に聞いてみた





今、一番たいせつなものはなに?





わたしが一番、大事にしたいことはなに?






答えは出た。
わたしはわたしと家族が一番たいせつ



答えが出ればあとは簡単。
一番をたいせつにして、あとはそれを大切に出切るように環境を整えるだけ




大切なことが明確になると、心が決まると、
周りの言うことははあまり気にならなくなった


なんで辞めたいの?


もったいない




そんなことばは響かない、





なにももったいなくない





わたしはわたしの大切なものを、大切にするだけ。







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by オリックスグループ