キャンプに行った
子どもが少し大きくなって、数年前から年に1,2回キャンプに行くようになった。
キャンプはめんどくさい
荷物の準備、生活するための道具を一式もって行かなくてはならない、着替えはもちろん、食材、まな板、おたま、塩、洗剤、スポンジまで…
めんどくさっ!
けれど、帰ってくるといつも
「たのしかったね。またいきたいね…」
なんて言っていて、自分でもびっくりする
トイレに行くのに、数百メートル歩く
歩く道だって、木の根や石ころがボコボコしていて、意識して歩かないとけつまづいて転びそうになる
手を洗うのだって、
まずタオルを肩にかけて、歩いて炊事場までいく。でも冷たい水しか出ない、鏡すらない
今回もふと手持ちの鏡で顔をみると、くちびるに歯磨き粉がついていたし…
あぁ、めんどくさい…
いつもならサッと済むことが、
いつもならサッとこなせることが、
ぜんぜんできない、進まない…
スムーズにご飯作りができない、
トイレが遠い
寝床を作らないと、寝られない
雨なんて降ったら、そりゃもう大変…
「めんどくさい」
そんなことが、
いちいち思い出になる。
いちいち思わされる、
今だけなんだと。
そんなキャンプが、
好きなのかもしれない🌸