Satochang’s blog

この瞬間、わたしが感じたことを信じて、周りは置いといて、自分の道を歩んでゆく  ふたりの子ども 働く 生活

わたしが私に着せたくて、着ている。

今、服を買いには行けない
この先も、しばらくは行けないと思う。





最近、急に暖かくなってきた
この前までトレーナーや薄手のニットで過ごしていたが、もう無理だ、暑すぎる。なので、今は長袖のTシャツで過ごしている


家にいることがほとんどなので、長袖のTシャツとジーパンがあれば十分、買い物にもそのまま行けるし、宅配が来ても荷物をとりに出られる



この先の出かける予定も特にない


だから、今の格好で十分である。






だけど、春らしい、夏らしい服に目がいく。

いやいや、買った所で着ていく所もないし
と思うのだけど、ついついネットで服を見てしまう

「あ、これかわいいな」
「今から夏まで着られそう」



薄手の白の長袖のシャツで、うっすらとストライプのラインが入っている。前のボタンを全部閉めると
かっちりした印象も受ける白シャツである


だけど、後ろ姿がいい。シャツの後ろが、真ん中で二つに分かれている。真ん中の分かれ目に3カ所、シャツと同じ素材の紐がついていて、結ぶようになっている。


結んでいないと、蝉の羽を広げたような、風が吹くときっとそんな姿になる。3カ所をリボン結びにしてあって、背中はその隙間からすこし見えるくらいで、涼しげで、また動きがあって、かわいらしい


とりあえず、一目惚れだ。



値段がちょっと高い、着ていく予定もないし、勿体ないと思った。だけど気づけばそのシャツを検索しては、みている

うん、買おう、正直に、買おう。








どこにも着ていけなくていい、


近所のスーパーでも


近所の公園でも


もう、家の中でも


テレビを見ているその時でも、






わたしがわたしに着せたくて、着ている




それだけで十分だ。









散々迷ったけど、どこに行くために、だれかに見せるために買う服じゃなくてもいいと
自分のための「自慢の一着」になればいいと思って、購入した白いシャツでした




今週のお題「自慢の一着」