仕事が終わって、家事が終わって
子どもたちはお風呂に入った
ふと一息つく
すると前に寝そべる愛猫
だらりと伸ばした身体、もふもふの毛
大好きなおてて(前足)
上から行くと逃げられるから
わたしも寝そべって、そっと手を触る
柔らかくて、ほんのり暖かくて
弾力があって、ぷにぷにの肉球
わたしの癒やしタイム
気がつくと猫はいなくて
わたしだけ寝そべっている
すると賑やかな声が後ろから聞こえてくる
「あ!こんなとこに人が倒れてる!!」
「死んでる?!」
わたしのお尻をガシガシと踏んでくる
「どうせなら、肩踏んでー」
意外と気持ちよくて、ついでに手でももんでもらった
カチカチに張っていた肩が柔らかくなる
「ありがとう。いくらですか〜?」
「430万円です〜!」