ただしく生きるのはやめた
「正しく」「普通」であろうと生きてきた
TPOにあわせて服を選んで、ことばを選んで、態度をえらんだ
それが「正解」だと
だけど
わたしは「普通」じゃない
「変わってるね」
そう言われる度「普通」を装って、
そこになじむことを一番優先させた
みんなの「正しい」「普通」
に収まるように
常識的な人になれた
だけど、わたしが分からなくなった
「素敵だな」
「あの人みたいになりたいな」
と目で追ってしまう人は
そんな人はいつだって輝いていた
気分がのらない時はイヤと言って、
笑いたい時は思いっきり笑って
ふさわしい格好より、好きな格好
想いが湧いてきたら、すぐ声に出す
そんな人といると落ち着いた
そのままの姿でいてくれるから、
わたしもそのままの姿でいられた
わたしが
何を目指していたのかは分からないけど
だけど、これから
まだ、これからがあるから
焦らなくていい、ゆっくりでいい。
少しずつとりもどしていこう