友だちが無事出産した
ほやほやの赤ちゃんと友だちに会いに、里帰り中の友だち宅を訪れた
部屋にいくと、小さくてちいさくて、あかっぽくて、ふやふやで、でもちゃんと生きてて、はじめて出会う人がそこにいた
「わぁ〜〜」
はじめまして
はじめてなんだけど、なんだかはじめっから知っているような、待ち構えていたような、おちついた嬉しさ
「だっこする?」
「したいしたい」
ふやふやすぎて怖かった、友だちには2人も育ててて、なんて笑われたけど、ブランクがあるからね、なんて言い訳して。
出産のはなし、職場のはなし、家族のはなし、むかし話…
気づけば、早めに切り上げないとと思っていたのにお昼をすぎてしまった
「疲れたよね、そろそろ帰るわ〜」
「いやいや、いい気分転換になったわ〜」
なんてはなしながら一階に下りると
「今ごはん作ったから、食べてかえって〜」
と友だちのお母さん
「たいしたごはんじゃないけど、〇〇ちゃんならいいかとおもって笑」
手作りのおかずと、卵焼きと、おにぎり、海苔は好きに巻いてって。
友だちはピザとかパスタとかじゃないの??笑
なんて言ったけど、わたしはめっちゃ嬉しかった
いつものごはん。をわたしならいっか。って
なんだかその距離感が、親戚のいえにでもおじゃましたみたいな、気取らずそこに招かれてる感じがなんだかうれしかった
「ごちそうさまでした。」
とってもおいしかった
とってもたのしかった
とってもあったかくなった
きっと、わたしがいちばん癒やされた🌸