Satochang’s blog

この瞬間、わたしが感じたことを信じて、周りは置いといて、自分の道を歩んでゆく  ふたりの子ども 働く 生活

おかしな親近感。

ラジオは聴きますか?



2年くらい前にラジオを買った
特に、真剣にラジオを聴きたい訳ではない。ただ家事をする時に、黙々とするのは、なんだか気分が のらなくて


はじめはテレビを見ていたが
手元を見ながら料理をしていては、テレビについて行けなかった。また、その時間に見たいと思うテレビもあまりなかった


音楽も聴いてみたが
好きな曲をかけるが、そればかりもなんだか気分が変わらず、退屈に感じた。



ラジオはどうだろう?


好きなアーティストのラジオをradikoで聴くのは好きだし、思い切ってラジオを買ってみようか
シンプルな見た目のラジオを買って、台所の冷蔵庫の上に置いた


と言うか、冷蔵庫の上しか電波が入りにくく、ノイズばかりが響くので、半ば強制的にそこに置くことになった。特にチャンネルを変える程、こだわりもなかったので、電源を入れられればいい。冷蔵庫の上で十分だった



「え、ラジオ聴いてるの?」


なんて友だちに驚かれたが、私はとても気に入っている。大きなニュースは入ってくるし、天気予報も聞ける。テレビがなくても最低限、必要な情報は得られた


夕食を作りながら聴くことが多いが、その時間帯になるとラジオから「おつかれさま~」と声が聞こえてくる。
私も労られているようで、なんだか嬉しくなる


今この時間に同じ様に過ごす人がいること、


見たことも、聞いたこともない人が仲間に感じる。
同じ様に生きている。わかってるはずだけど、身近に感じるのだ


ラジオには、そんなおかしな親近感が湧く不思議な魅力がある。



姿も見えない、なにも見ていないのに


「今日の空はこんなに綺麗です…」

と聴くだけで、綺麗な空が頭のなかで広がる。
その人が乗り移ったりかのように、私まで一緒に景色を眺がめては、頬がゆるむ


リアルタイムなのがいいのかな、同じ時間を共有しているのが分かるから


そこにいる様で、そこにはいない


そばにはいない。



でも、

同じものを見ているように感じる

同じ思いをしているように感じる



そばにはいないけど、
同じものを見て、同じように感じている。


それって

それだけで、


十分なんじゃないかな?





姿が見れなくても

触れられなくても



通じ合っているってことだから。






こんな時期だからこそ、余計にそう思うのかな






今は、ラジオが私の友だちです。笑