Satochang’s blog

この瞬間、わたしが感じたことを信じて、周りは置いといて、自分の道を歩んでゆく  ふたりの子ども 働く 生活

4歳児みたいに笑うところ。

前にも書いた、最近ハマっているアメリカのドラマ「ゴシップガール


その中で印象に残っている言葉だ



主人公と女の子と男の子は、色々な困難を乗り越えてめでたくカップルになる。2人共嬉しくて、どこでも構わず、顔を近づけて笑い合う。見つめ合う。ラブラブだ


男の子が気持ちが溢れ出して言う
「愛してる」

彼女は嬉しそうに微笑む。だけど、同じ言葉は返ってこない。通りすがりの、彼女が落としたノートを拾ってくれた、おじさんには
「ありがとう!助かったわ、愛してる!」
なんてサラッと言ってしまうのに

彼氏はガッカリする

彼女もなぜ言えないのかと、戸惑う

すると、彼女の弟が「親の結婚を何回もそばで見ていたら、そうなるのが普通だよ」と
彼女の母は何度も結婚離婚を繰り返していたのだ、だから言えないのが普通だよ、と弟


彼女は吹っ切れたように、彼氏の元へ急ぐ
だけど、目の前にするとやはり言えない。同じ気持ちなのに、彼女は言う
「私のどこを愛してるか、聞いたら言える気がする」


彼は優しく答える
「親友を見捨てないところ」

「家族を大切にするところ」

「たまに無茶するところ」


「4歳児みたいに笑うところ」


そう言うと彼女は、嬉しそうに、子どもみたいな顔でケタケタとわらう。
金髪の長い髪をゆらして、抜群のスタイルで、ドレスなんて着れば、誰もが振り向く美人である。

だけど、その笑顔はとっても愛らしくて、ほんとに子どものような笑顔なのである



ちょうど、うちにも5歳の息子がいる。

自分がおもしろいと感じれば
どこだって、だれといたって、床を叩いて、全身で、気の済むまで笑う。


だけど大人になると

「今、笑っていいところかな?」

「笑って傷つく人はいないかな?」

「私ひとり笑ってる?」
なんて素直に笑えなくなってくる。



笑うこと、なんて自由なはずなのに





この
「4歳児みたいに笑う」って


何も気にせず


私が笑いたい時に、笑いたいだけ



だれに向けた、だれかのための笑顔じゃない




私が私の気持ちをあらわすだけ。







それだけの笑顔って、

とっても魅力的だな。と思った